ずっと読みたかった田内学さんの『お金のむこうに人がいる 元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが書いた 予備知識のいらない経済新入門』(ダイヤモンド社)
私は本を読むのが苦手でもっぱらAudibleなんです。なので、気になっていたものの読む機会がなかったのですが、ついにAudibleに登場!!(2026/3/31期間限定)
早速、Audibleで聴いたのですが、今まで感じてた違和感に対する答えが見えてスッキリしました。
経済の本なんですが、簡単な言葉で説明してくれるので、どんどん吸収できます!読み終わる頃には、物事の見え方が鮮やかに変わり、自分の生き方そのものを考え直すきっかけになりました。
私の個人的な感想を3つまとめておきます。
お城を作ったのは、徳川家康じゃない
「江戸城を作ったのは誰?」と聞かれたら、私たちはつい「徳川家康」と答えてしまいます。お金を出して命じたのは彼だから。
でも、実際に重い石を運び、木を削り、お城を形にしたのは名もなき大工さんたちです。
「お金があっても、動いてくれる人がいなければ、何も生まれない」
当たり前のことなのに、お金中心の社会にいると、その向こう側にいる「人」の存在をすっかり忘れてしまっていました。
年金問題の「本当の怖さ」に気づく
この視点を持つと、将来への不安も形を変えます。
「老後のために2000万円貯めなきゃ」と必死になりますが、もし将来、働いてくれる人がいなくなったら?お金だけあっても、介護をしてくれる人、パンを焼いてくれる人がいなければ、その2000万円はただの紙切れです。
年金制度が危ういのも、結局は労働者がいなければ経済が回らないから。一人の力ではどうにもならない難しさを感じますが、確実なのは**「誰かが働いてくれるから、自分は生きていける」**という事実だけでした。
「いい買い物」ってなんだろう?という戸惑い
本を読んだことで、最近は「ちょっといい紅茶」を買うときも、少し複雑な感情になります。
「このお値段は、私にとって本当にそれだけの価値があったのかな?」
これまでのように「高い=贅沢で幸せ!」と純粋に高揚しきれない自分に戸惑いつつも、お金の向こう側を真剣に想像し始めたからこそ、自分の判断軸がクリアになっていく過程なのかなと思っています。
まとめ:私も、しっかり働こう!
難しい問題はたくさんあるけれど、結局、私にできることは、誰かの「お城」の一部をしっかり作る一人の大工さんとして、今日も一生懸命働くこと。
「私も、しっかり労働しよう」。
そう素直に思えた、大切な一冊になりました。
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